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ドラゴンボール人気は未だ衰えず、バンダイのS.H.フィギュアーツシリーズでも続々と新商品が展開されている現状なのですが、実は第一弾のピッコロが発売されてからもう10年が経とうとしているのでした。そうなると同シリーズでも新商品の発売ごとに改良と技術革新により大きく進化してきているのではないか!ということで僕のできる範囲で確かめてみました


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こちらはS.H.figuarts 孫悟空 地球育ちのサイヤ人 2018年6月発売されました



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こちらはS.H.figuarts 孫悟空 バンダイの魂ウェブ商店限定として2014年4月に発売されました


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この4年の蓄積を実感してみようと両者立たせてみようとしたものの、早速差が表れています
スタンドなしに立たせづらい2014年版の孫悟空はこの状態で立たせるのに少しバランス調整を擁しました。地球育ちのサイヤ人はすぐ立ちました、何度も撮影に付き合ってくれている手前かさすがに慣れてくれてます


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道着の袖に隠れた肩関節、可動のための工夫が感じられます


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一方の旧バージョン、隠れた部分とはいえちょっと貧弱


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新バージョンの股関節
新しい素体の大きな特徴として屈伸したりガニ股にしやすくできたり、大きなアクションをとらせることが可能となってます、スゴイ


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一方の旧素体の股関節。もうこれでもかってよくみえてるボールジョイントなのですがよく言えばシンプル、しかし簡素すぎて可動に制限がかかり股関節に大きな負担のかかるポーズはとらせられません、ポロリの原因となります


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絶対やらないポーズ
もうめいっぽいに屈伸させているところで、肘や膝の可動域の差がおわかりになられるかと


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って、このままではただの旧素体のディスりで終わってしまうのでなんとか旧素体のパーツを新素体で流用できないかと試してみました

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手首の差替え部分のジョイント
ハンドパーツを相互で使いまわせるか?と試してみたところ旧体の旧体ジョイント部のほうがわずかに径が大きく、新素体で旧ハンドパーツを使おうものならガバガバ、旧素体で新ハンドパーツはキツキツではまらないことはないのですが破損のリスクがあります、オススメできません


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頭部用球体ジョイントの比較
こちらも旧体のジョイントのほうがわずかに大きく、一見手首同様に相互互換は困難と思われるが…


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一応相互で交換可能、ポロリしないレベルでした。でも新素体で新頭部パーツを使えるに越したことはないです


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フェイスパーツの比較 もうサイズからして流用は無理と判別可能…


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新頭部パーツに旧フェイスパーツ
正面からみた感じ、流用できそう…?


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しかし残念、横からはこめかみ部分にくっきりと埋めようのない隙間が発生


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…だめですね
旧頭部パーツに新フェイスパーツ。デコ上部にどうしようもない隙間


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という結果でした。技術の進歩により旧体は置いて行かれるのはこのS.H.figuartsにおいても同様のようでした。よりよいものを作っていく上では仕方のないことだと思われます。この素体も3年後くらいには2018年版とか旧素体扱いかもしれないですね、お金がしかしながらかめはめ波エフェクトパーツは問題ございません、やはりカッコイイですね