
どうしても好奇心に勝てず、大金をもって激レアS.H.フィギュアーツ、2018年度 コミコン限定 セル完全体を手に入れてみました。いくら検索してもぜんぜん見当たらなかったこのフィギュアーツのレビュー、させて頂きます!

まずはパッケージをご覧ください。一見変哲もなく…
過去に2度、S.H.フィギュアーツとしてセル完全体は発売されています。一度目は7年前の2012年11月、二度目は2017年2月にPremium Color Editionというリペイント版としていずれもWeb限定受注品として発売されていました。僕は一度初版のものを持っていたのですが可動フィギュアとしては関節が甘く、ポーズを決めさせようにもすぐ崩れてしまうストレスメーカー、造形品として塗装はアニメ放送版準拠されたカラーは良かったのですが、黒目の描きこみが大きすぎてつまり顔が似てないとまでは言わないものの、違和感バリバリな代物でした。

Web限定販売から大分たっての購入でしたので、少々のプレミア価格で購入したものの所有しておく気にならないほど納得できず、それは間もなく手放してしまいました。しかしながら2018年のコミコンにて限定発売されましたこのセル完全体、オークションサイトのパッケージ写真越しに見た懐かしのシルエット、そしてパッケージに描かれていた改善されたような表情にもしや!と思いまたプレミア価格だったものの(笑)購入してみました


あっ!せ、セルだ…

関節も甘くなく、スタンドなしでも余裕で立てる…前はこんなことすら一苦労だったのに

そして前に手にしたセルは、こんなにも綺麗ではなかった。正直レビュー越しにみたリペイント版のプレミアムカラーエディションもまだ眼が、顔が甘いと思いました。でもこれは…完全体だ


これもまた技術革新、改良の賜物なのだろうか、僕の中で見た漫画やアニメのセルそのものの顔ですよ


ちなみに、このセルの彩色は漫画やアニメ版とはちょっと変わって、デジタル書籍版カラーになっています。サイズが少々オリジナルより小柄なのは初版のままながら残念


基本的なつくりは7年前のものと一緒です、少々残念ですが
フェイスパーツは頭部をはずして目から下を組み替えて差替えるものです

ただ、昔の素体でありながら悟空の最新素体と一見迫るほどの可動域。セルのサイボーグを思わせるような関節構造と相性が良かったのかもしれません。


まあ、よくよく比べてしまうと、膝の曲がり具合や肘の曲がり角度とそれなりに新旧で差はでてしまっていますが

それでも原作準拠のポーズはキチッキチッと決まります!関節がしっかり改善されている、嬉しい


退屈だ…
のポーズ


エフェクトパーツを借りてきたかめはめ波の構えも

旧素体ながらも差し支えなく波ァァーー!!のポーズもOK

2カメ

付属のエフェクトパーツも使用
再販毎に微妙にカラーリングを変えている模様、今回は濃いめ

いかがでしたでしょうか。僕の中では現状立体物イチオシのパーフェクトセルでした
