
ロックマンのフィギュアについてスポットを当ててみたくなりました。いまや多くのROCKMANシリーズがあり、それぞれまた多くのナンバリングが発売されプレイヤーの皆様に愛されていますがその原点となるこのロックマン、既製品としてメジャーなのがこの2点、バンダイからD-Arts(現在はS.H.フィギュアーツ)と千値練からの4インチネル。これらの造形や可動について比べてみたくなりました


先に発売されてたのはD-Arts。25周年記念である2012年12月に発売されていました。


一方4インチネルは2016年8月に新ブランド第一号としてこのロックマンが発売されました。

4インチネルが替えフェイスパーツ1点、替え手首一種、ロックバスター1つ、スタンド一つ
一方、D-Artsがだいぶ豪勢で替えフェイスパーツが2点、バスターエフェクト、ロックバスター2つ、なんとメットとラッシュが付いてきました!

身長は若干ながらD-Artsが高いのですが、スタイルや表情はさすがは後発の4インチネルのほうがだいぶ寄っています。

それでもD-Artsは赤い発行部分にクリアパーツを使用して表現するなどの拘りを感じます
しかし可動は…


まず上半身、さすがの4インチネルが圧勝。腕の曲がり具合、腰のまわりなど後発が別格のレベルでした。
では下半身はというと…

一見どっこいどっこい。というの太股が4インチネルでもたいして上がらない…蹴りなどのポーズは苦手そうです。しかしながら…


4インチネルの膝関節が二段階構造になっていて、これがどう作用するかというと…

太股とふくらはぎがここまで接近できる!!

スライディングはこうなります…D-Artsはパッケージどおりをまねようとすると折れること間違いないのでやらないことを勧めます


またD-Artsは塗装部分の癒着が問題で、フェイスパーツを交換するにも小道具を使わないと破損の恐れが付きまといました。

一方の4インチネルも塗装に関しては色移りなど普通に発生するのでご注意を

よくみるロックバスター射撃ポーズ。スタンドなしでできるのは凄い!!

と思ったら、D-Artsでもできた!凄いっ。足が大きいのがここで左様したのかも。でもこちらはあまり安定しません、3秒後にパタンしました。素直にスタンドを使いましょう

D-Artsにのみ付属しているロックバスターエフェクトパーツ。砲身の先を専用のパーツに替えることで接続できます。


4インチネル付属のスタンドを借りて。サイドパーツばかりはD-Artsの勝利、カッコイイ

ロックバスターが2つあるので二刀流も。しませんけどね

メットとラッシュ。おまけとしては大盤振る舞い

ラッシュは首、4足が可動します。塗装でガチガチに癒着しているので破損注意ですが。メットは…脱げます。

いかがでしたでしょうか。可動の4インチネル、演出パーツのD-Artsと存在感はそれぞれに棲み分けができているのが凄いと思いました。ただ4インチネルのスタンド…これ共用パーツでこれまで紹介させてもらったモンハンのハンターフィギュアについてきてるのと一緒なんですよね。小柄なロックマンにこれは大きすぎてサイズがぜんぜん合いません!これだけは不満でした。D-Artsの商品展開はもうだいぶ止まってしまっていますが、4インチネルもそれぞれロックマンシリーズのロックマンは出ているのですが主要なサブキャラ、ブルースやフォルテ、ゼロ、VAVAなど出てきてほしいところ。今後に期待したいです。
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